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tettaのぶどう園

tettaのぶどう畑を表現するキーワードは・・・

石灰岩土質と風。

日本で稀な石灰岩土質、地域の資源でもあるこの土で育つぶどうがもつポテンシャルの高さには毎年驚かされる。そして、南西に向かっての斜面、谷から吹く風は太陽で暖められたぶどう達を冷やして、畑内に溜まった湿気も飛ばす。

岡山県新見市哲多

  • 平均気温
    13.7
  • 降水量
    1522mm

中国山地を背に高梁川の上流に位置し、カルスト地形によるいくつかの鍾乳洞を有する。毎年秋には船川八幡宮秋季大祭(10月15日)の行事として、御神幸武器行列が行われる。高梁川の源流に位置し、鮎やアマゴを始めとした渓流釣りを楽しめる。冬は気温が低く、山間部では良質の雪が積もり、スキーが楽しめる。その豊かな自然の恵みを受け、千屋牛、ニューピオーネ、白桃、桃太郎トマトなどの農産物が名産品である。

市内の大半が石灰岩質の標高400~600mのカルスト台地上に位置し、わずかな平地に市街中心部がある。

秘密は土にある。

tettaの広大な農園には、現在、生食用ぶどうとワイン原材料用ぶどうの木が約8000本あります。
そして土質は、フランスの銘醸地に似た石灰岩土壌(石灰岩と赤土)で水はけ良好。標高も高く( 約400m)、寒暖差もありぶどう栽培には非常に適した環境で栽培をしています。
世界で最も影響力があると言われる土壌学者、クロード・ブルギニヨンはこう言っています。

『ぶどうは、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方の植物だ。コーカサス山脈は石灰質であり、だからぶどうは石灰質をもっとも好む。石灰質土壌は世界の7%を占めるだけだが、フランスは国土の55%が石灰質、アメリカはたったの3%しかない。全体としてフランスのワインの質が優れているのはこう言った理由からだ 』と。※出展/ワイン基本ブック(美術出版2008)

雨の影響を受けやすい日本の中では、比較的晴れの日が多い岡山。気候と土質の条件がこれだけ揃う地の利に感謝の気持ちをこめて、高品質なぶどうから上質なワインづくりを続けていきたいと思っています。

  • 高橋竜太
    高橋竜太1976 / 11 / 6
    tettaの創業者。荒果てたぶどう畑の再生に取組み、この類稀な地を活かすにはワインだと確信し、tettaを設立。
    tettaの代表として、地域内外へのプロモーションを中心にtettaを発信する役割をこなし、各種イベントの企画、運営をこなし、経営管理の業務を担当する。
  • 大福貴史
    大福貴史1973 / 11 / 19
    大学、大学院で農業を学び、ぶどう栽培歴は、10年を超える。特に生食ぶどうの栽培は、地域でも一目置かれる存在。彼の豊富な知識と経験値こそが、tettaの歴史でもあり、財産でもある。
    現場のトップとして全スタッフを束ね、広大なぶどう園を管理する責任者。
  • 片寄広朗
    片寄広朗1978 / 06 / 05
    tettaの類稀な土質に惚れ込み、家族で大阪から移住。
    ソムリエとしてサービスを経験し、ワインショップ勤務時には、世界中のワインを扱い販売も経験し、長くワイン業界で活躍。20代後半でフランスに渡り、現地で6年間、栽培と醸造の現場で武者修行をして、幅広い経験と実績をもつ。 ワインぶどうの栽培兼醸造責任者として、tetta3人衆のひとりである。
  • 石島雄拓
    石島雄拓1987 / 07 / 06
    農業研修生として入社し、4年。今では正社員。
    生食ぶどうチームの中心人物の一人として、栽培から配達までこなす。
  • 新井俊秀
    新井俊秀1988 / 06 / 05
    関東でサラリーマンを経験し、ワインBarでの勤務経験もあり、ワインの仕事がしたい!と一念発起し遠い岡山に移住。片寄の右腕として、初めての農業に没頭し、ワイン造りを勉強中。
    今では立派な野菜をつくるまで成長。

1年の栽培記録

日本におけるぶどう栽培は、欧州や新大陸の産地に比べて雨(特に梅雨)や気温(夏の猛暑)の影響がその年の収穫量を左右する状況にあります。そのため、tettaではそれらの気候的な影響を軽減して生育環境を改善するために、雨に対しては被覆ビニールによる栽培を行っております。このようにぶどうが健全に成長できる環境を整える事が一番肝心であると考えて、一年を通じて栽培しております。

  • 1月~2月休眠と剪定
    冬になるとぶどうは、生育を休止して休眠期に入ります。冬の寒さを一定期間過ごすことでぶどうは春の成長に向けての準備を始めます。休眠中のこの時期に、前年に伸びた枝や込み合った枝を切り落とし、幹の周りを必要最小限の枝だけに切り詰める「剪定」作業を行います。
  • 3月揚水期
    厳しい冬が終わるとぶどうは、根から水分を吸い上げ、活動を始めます。枯れたように固くなっていた枝は、水分を吸い上げ柔らかくなってきます。このタイミングで枝を曲げてワイヤーに固定する誘引作業を行います。
  • 4月~5月萌芽期、芽かき
    春になり暖かくなると芽が膨らみはじめ、新芽がぐんぐん伸び始めます。この新芽は非常に柔らかくアクもないため天婦羅にすると美味しいです。新芽が20㎝伸びると花芽が見え始め、この花芽がぶどうの実になります。この時、全体の樹勢を見ながら不必要な芽を取り除く「芽かき」作業を行います。
  • 6月~8月開花、結実
    新芽はものすごい勢いで新梢を伸ばし、花芽は親指大から一気にこぶし大に広がり梅雨時期に開花を迎えます。因みにぶどうの花には花びらがなく、非常に小さなおしべとめしべが開きます。このころのぶどう畑は花から放たれる独特の香りに満たされます。その香りはスミレの花にたとえられ、人によっては磯の香りと表現されます。開花後はすぐに結実して実が膨らみ始めます。
  • 8月~9月ベレゾン、登熟期
    健全に成長を続けている実は濃い緑をしていて硬くしまっています。カリカリとした青梅のような食感であり酸味も強いです。梅雨が明けて10日ほどすると青くて硬い実が急に柔らかくなってきます。これをベレゾンと呼び、ぶどうが熟し始めるサインになります。 この時期はぶどうの味を左右する非常に重要な時期にあたります。雨が少なく暑い日が続くと品質は向上し、逆に雨が多いと水っぽいぶどうになります。
  • 9月~10月収穫
    糖度と酸度を定期的に測定しながら収穫時期を見極めます。この時期は秋雨シーズンなので雨も考慮しながらの難しい判断が続く時期です。
  • 11月~12月休眠と剪定
    寒い冬の間、葡萄の樹の根は活動を休止し、休眠期に入ります。根から枝へ、水分を引き上げる事はなく、枝は枯れた状態に見えます。新年を迎えると昨年実をつけた後の枝の中から、良い芽を持っていると思われる枝を数本残し、他の枝は全て切り落とします。これを剪定と言います。

地の利を活かした
天然の坑道ワインセラー

新見の主産業は石灰業です。この土地特有の石灰岩採掘トンネルを活用し、無振動・超静音の『天然のワインカーブ』の環境を実現。坑道内は通年平均12℃~15℃の温度で質は80%前後で安定。 日本国内では珍しい、天然のワインカーブで最高の状態でワインを熟成、貯蔵しています。

  • 高橋竜太
    品種、畑ごとの仕込みを実現するために最大2000LTから100LTまでの小規模ステンレスタンクをラインナップ
  • 高橋竜太
    タンクを収納するスペースは全て地下に位置し、外気温に影響されない室内環境を実現し、温度管理を徹底している。
  • 高橋竜太
    ステンレスタンクは、開放型と密閉型を使い分けている。
  • 高橋竜太
    ぶどう本来のポテンシャルを信じ、可能な限り発酵は自然に任せる。
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