TETTAでの栽培方法は、基本、棚栽培です。垣根栽培も一部試験的にしておりますが。
そして欠かせないのが被覆ビニールです。
TETTAではワイン用葡萄、生食葡萄関係なくビニールを張ります。
生育期の葡萄樹にビニール(雨除け)を貼ることにより、雨による病気の蔓延を防ぎ、また完全露地に
比べ農薬の散布量も減らせる利点があります。
実際、TETTAではビニール栽培と垣根栽培では、葡萄のデキが全く違ってます。
それに最近多い『ゲリラ雨』に備えるためにも欠くべからずの作業のひとつだと考えます。
栽培環境(地域)によって、是非が問われると思いますが、ここTETTAでは必須の作業です。
毎年、パートさんを総動員して春にはビニールを張り、秋には取り去る作業、資材費を含めかなりの
コストですが、必要コストと割り切って作業しています。誰か耐久性のあるビニールを開発してく
れたら少しはコストが楽になるんですが・・・
作業① まずはビニールを棚の長さに伸ばします。
ビニールを滑らすための秘密兵器
作業② 両端を脚立の上から引っ張り、被せるように引っ張ります。
作業③ 破れないように骨組みに被せます。この時風が吹くと大変です。
作業④ 骨組みに被せたら骨組みとビニールをクリップで止める。
作業⑤ 最後にバンドで上からビニールを止める。